今日の給食(令和6年1月~3月)

【3月22日(金)】

ご飯 ハンバーグデミソース チーズ入りサラダ オニオンスープ 牛乳

今日で今年度の給食が終了します。自分の一年間の給食への関心はいかがでしたか?給食を食べる期間は、人生において、この中学時代までの人がほとんどだと思います。残りの貴重な時間にぜひ、自分の身体の健康についてや、マナー、食文化など、食べ物に関する興味をより築いて欲しいと思います。来年度も、たくさん食べて、今以上に大きく、たくましく育って欲しいと思います。みなさんと元気に会えるのを楽しみにしています。

 

【3月21日(木)】

卵入りキムチチャーハン 青菜とじゃこのサラダ わかめスープ 牛乳

春に旬を迎えるわかめですが、わかめの根元の部分は、なんと呼ばれている食べ物か知っていますか?何となく聞いたことがある人もいるかもしれませんが、答えはめかぶです。海藻には根っこがないので、根元の部分というのは、わかめの下の方の短いヒダになっている部分のことです。今の時期のわかめやめかぶは、とてもやわらかくておいしいので、さっとゆでて、サラダに入れてみてはいかがでしょうか?

  

【3月18日(月)】

ご飯 のりの佃煮 肉じゃが カリカリ油揚げ入りサラダ 牛乳

じゃがいもは、保存がきいて年中スーパーなどで見かける野菜ですが、「新じゃが」は、春先のわずかな期間だけ出回る「旬」を感じさせる食材です。新じゃがは、冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫した物です。皮ごと食べられ、ホクホクというより柔らかな食感を楽しめるのが魅力です。ぜひ、これからの春を味わってくださいね。

 

【3月14日(木)】

スパゲッティミートビーンズ にんじんとツナのサラダ フルーツのヨーグルト和え

発酵食品が体に良いのは知っていますか?発酵食品を食べるメリットは、ざっくりと言えば、代謝アップや生活習慣病の予防になるということ。代表的な食べ物として、今日のヨーグルトがあげられます。そして、その効果をより発揮させるためにオススメしたいことは、ヨーグルトは、定期的に食後のデザートや、間食として食べることです。成長期の今、これからの身体をよりよくさせるためにも、発酵食品を積極的に摂取してくださいね。

 

【3月13日(水)】

味噌かつ丼 華風甘酢 もずくスープ 牛乳

今日はみなさんが大好きなとんかつです。
豚は、幸せを呼ぶシンボルとして、世界中で愛されている動物です。子どもをたくさん産むことや、エサをよく食べてまるまる太っていること、また、おいしい肉になることから、幸福や豊かさのシンボルになっています。ドイツでは、人生の門出には、豚と四つ葉のクローバーを組み合わせた人形を送る習慣もあるそうです。全校で、おいしくありがたみを感じながら、幸せな気持ちを込めて残さず食べてください。

 

【3月12日(火)】

ピザトースト ABCスープ コロコロポテトハニーサラダ 牛乳

必ずと言って良いほどピザに入っているのは、ピーマンですが、ピーマンという名前はフランス語の「ピメント」という言葉からきていて、「とうがらし」を意味するそうです。そんな由来から、ピーマンはみなさんがご存じのとおり辛いとうがらしの仲間ですが、長い長い年月をかけて、苦みが少なく、甘いピーマンやパプリカ、とうがらしが誕生しました。今日のピーマンも、きっと食べやすいこと間違いなしです。ぜひ、たくさん食べてくださいね。


 

 

【3月11日(月)】

わかめご飯 鶏の唐揚げ はりはりゆで野菜 ブラウニー 牛乳 

今日は三送会なので、3年生の好きな給食アンケートから、上位だったものを集めた献立を実施しました。はりはりゆで野菜の「はりはり」とは、切り干し大根が使われているもので、食べたときに「はりはり」と音をたてるからと言われています。大根以外にも、ちりめんじゃこや、春雨など具だくさんのサラダで、副菜の中で、一位に輝いた、在校生にとっても、人気であり続けて欲しいオススメの一品です。食後のブラウニーも合わせて楽しんでくださいね。

 

 

【3月8日(金)】

ご飯 しいらのあずま煮 ゆで野菜だし醤油 みそ汁 牛乳

今日はしいらのあずま煮です。あずま煮は、給食から生まれた料理で、でん粉をつけて揚げた魚に、甘辛いタレをかけた料理です。あずまというのは「東」と書いて関東風という意味です。この甘辛い味付けが関東風の味付けであることから、この名前になったといわれています。あずま煮のように給食でしか食べられない献立がいくつかあります。ぜひ、給食を食べているこの時期に味わって食べてもらえれば嬉しいです。

 

 

【3月7日(木)】

チキンカレーライス 大豆入りサラダ りんご 牛乳

給食では、毎月一度は欠かせないカレーですが、カレーのレシピも大島西中の中だけでも10種類近くあります。キーマカレー、チキンカレー、カツカレーなどなど。その中で、隠し味として使われているのが、チャツネです。チャツネは、フルーツを主とした甘くて酸味のあるソースで、コクやうま味を引き出します。3年生にとっては、これが最後のカレーになります。ぜひ、たくさん食べてください。

 

【3月6日(水)】

きな粉揚げパン ごま風味春雨サラダ わんたんスープ 牛乳

今日は、3年生のリクエストで人気が高かった揚げパンを用意しました。戦後アメリカの団体からの支援で、毎日のように出ていたパンを、大田区の調理師さんがいつもと違うおいしいものをと工夫し、考えられたことが揚げパンの始まりです。これが全国に広がり、給食の定番メニューとなりました。今の給食の栄養価には合わないため、最近ではなかなか提供されませんが、給食の歴史を語る上では大切なメニューです。


【3月5日(火)】

きつねうどん 塩昆布サラダ さつまいもの天ぷら いかのかりん揚げ

今日は、きつねうどんを用意しました。昔からの言い伝えで油揚げがきつねの好物とされていることから、油揚げの入ったものを「きつね~」とされたようです。きつねは五穀豊穣のご利益がある「稲荷神」の使いで、稲荷神社には古くから油揚げがお供えされていました。油揚げで包まれたお寿司をいなり寿司というのは、そこから名付けられた食べ物です。食べ物の名称も調べてみると、なかなかおもしろい発見ですよ。

 

 

【3月4日(月)】

マーボー丼 ナムル 青菜とコーンの卵スープ 牛乳

今日のスープにはチンゲン菜が入っています。ここで問題を出します。チンゲン菜を漢字で書くとある色が使われています。 さて何色でしょう?
1: 青    2: 緑     3:白                         答え :1
チンゲン菜は中国から発展した「パクチョイ」という野菜の一種です。「パクチョイ」には茎が白いものと青いものがあり、区別をつけるためにチンゲン菜に「青」の字が使われました。くせがなく、食べやすいオススメの野菜です。

 

【3月1日(金)】

ちらしずし さわらのゆずみそかけ ゆで野菜のおひたし すまし汁 ももゼリー 牛乳

今日は一足早いですが、ひな祭りメニューです。3月3日は桃の節句、女の子の健やかな成長と幸せを願う日本の伝統行事で、ちらしずしやひなあられなどでお祝いします。今日の魚は、サワラといって、漢字で書くと、さかなへんに春と書きますが、サワラは大きさによって名前がかわる出世魚なので、この時期にふさわしい縁起の良い食材です。桃ゼリーもあわせてぜひ、春を楽しんでください。

 

【2月29日(木)】

鶏とたまごのそぼろ丼 ゆで野菜ごま醤油かけ 具だくさんみそ汁 牛乳

冬野菜とされる大根は、古くから日本人になじみの深い野菜の一つです。大根にはたくさんの種類があり、大きさや形も様々です。日本では白いものが一般的ですが、赤いラディッシュも大根です。他にも海外には真っ黒いものや表面だけでなく芯まで紅いものもあります。最近になって日本でもカラフルな種類の大根作る農家も各地で増えているようですよ。ぜひ、今日のみそ汁の中で大根を見つけてくださいね。

 

 

【2月28日(水)】

ハニーレモントースト ブラウンシチュー にんじんとツナのサラダ 牛乳

レモンは元々インドのアッサム地方原産で、寒さに弱く、乾燥を好みます。このため、世界的にはイタリアやスペインなどの地中海性気候の地域で育てられています。日本でも、この気候環境に当てはまる瀬戸内海地方で育てられており、広島県は国内産レモンの半分を生産しています。年中出回っていますが、国産レモンの旬は10月~3月です。ぜひ、今が旬の国産レモンを使った香りを感じてみてくださいね。

 

 

【2月21日(水)】

ご飯 豆腐ハンバーグ じゃがいものいそべ揚げ ふわふわたまごスープ 牛乳

今日は豆腐ハンバーグです。ドイツの「ハンブルク」という港町で食べられていた挽肉を使ったステーキがハンバーグの原型です。皆さんはハンバーグというとアメリカというイメージの人もいると思いますが、アメリカにハンバーグが広がったのはドイツから移民した人たちによってです。ハンブルクで食べていたものが「ハンブルクステーキ」と呼ばれ、そこから「ハンバーグ」になったと言われています。


 

【2月20日(火)】

カレーうどん はりはりゆで野菜 さつまいものごまだんご 牛乳

今日はさつまいものごま団子です。さつまいもを蒸して潰し、白玉粉、水と混ぜ、丸めてごまをつけて揚げました。皆さんのおうちはさつまいもをどうやって保存していますか?さつまいもは中南米のあたたかい地方が原産のため、寒さに弱いです。そのため、新聞紙に包み、日の当たらない場所に置くと長く食べることが出来ます。さつまいもの甘味とホクホクとした食感をたっぷり味わってくださいね。

 

 

【2月19日(月)】

豆腐入り豚キムチ丼 小松菜とひじきのナムル 杏仁豆腐 牛乳

今日は小松菜とひじきのナムルです。小松菜は江戸時代から東京都の江戸川区周辺で栽培されていました。小松菜という名前も「小松川」から名前がついたとされています。東京都の小松菜の生産量は全国4位です。東京は全国的にも特に田畑が少ない地域ですが、江戸川区や足立区、市などで盛んに生産されています。数少ない東京そだちの野菜のひとつです。ぜひ、残さず食べてください。

 

【2月16日(金)】

ごまきな粉トースト コーンシチュー ひよこ豆入りゆで野菜 ネーブル 牛乳

今日のサラダには、ひよこ豆が入っています。豆と言えば、私たちにとって古くからなじみのある食材です。味噌、醤油といった加工品だけでなく、和菓子に使う小豆や、節分などに大豆を使いますね。世界には、豆が70~80種類ほどあり、今日のひよこ豆は、アメリカから届きました。ひよこのような形をしているので、ひよこ豆と名付けられました。ぜひ、確認しながら食べてみてください。

 

【2月15日(木)】

ご飯 いかのチリソース 小松菜の和え物 もずくスープ 牛乳

もずくは、わかめなどの海藻の仲間です。他の海藻について生息することから「藻(も)につく」と言う意味で「もずく」と呼ばれるようになりました。4月~7月に旬を迎えるもずくは、90%以上が沖縄県で生産されていて、そのほとんどが養殖で、天然のものはあまり出回っていないようです。ビタミン、ミネラルが豊富にある体に優しい食材です。ぜひ、とろっとした食感を味わってもらえたらと思います。

 

【2月14日(水)】

ターメリックライス キーマカレーレンズ豆入り ツナ入りゆで野菜 チョコバナナ春巻き 牛乳

日本で一番チョコレートが売れる日と言えば2月14日バレンタインデーです。気になる人や、大切な人、家族や友達にチョコレートをプレゼントする人も多いと思います。バレンタインデーと言えばチョコレート・・・が日本では定着していますが、海外では、カードや花束、お菓子などを贈る事が多いようですよ。今日は給食室から香り程度のチョコレートをお届けします。
ぜひ、食べてくださいね。


 

【2月13日(火)】

ご飯 鮭の塩焼き じゃがいものきんぴら炒め かきたま汁 牛乳

じゃがいものきんぴら炒めの隠し味は、七味唐辛子です。七味というのは唐辛子を原料に色々なものを混ぜたスパイスミックスです。基本的には唐辛子、さんしょう、麻の実、黒ごまが入っていることが多いです。江戸時代に作られたもので食事と一緒に食べられる漢方薬だったようです。
入っている材料はメーカーによってそれぞれで、決まりも特にありません。最近は乾燥にんにくが入ったものも販売されているようです。

 

 

【2月9日(金)】

とり肉の照り焼き丼 もやしとわかめのごま醤油 みそ汁 牛乳

独特の香りと辛さが特徴のしょうがは、給食でさまざまな献立に取り入れられています。今日は、照り焼き丼のとり肉の下味に使いました。しょうがは、食べるだけでなく、薬としても使われている野菜で、日本では一年中出回っていますが、旬は今ではなく、夏です。しょうが、食欲をあげる効果や、殺菌作用としても抜群な野菜です。風邪をひいたりするこのシーズンには、いろいろな食べ物に入れたい食材です。

 

 

 

【2月8日(木)】

わかめご飯 さばのごま付け焼き しめじ和え 豆乳仕立てのみそ汁

今日は早速クイズを出します。さばという名前の由来は何でしょう?
1:素早くさばかないといけないから
2:小さい歯がたくさんあるから
3:目の色が青いから                                      答え 2
さばには小さい歯がたくさんあります。そこから「小さい歯」ということで「さば」という名前になったと言われています。さばは、昔から日本近海でたくさん獲れたため、日本人にとって身近な魚です。「さばを読む」や「秋さばは嫁に食わすな」など、ことわざもたくさんあります。

 

 

【2月7日(水)】

米粉パン 鮭とたまごのグラタン 大豆入りゆで野菜 いよかん 牛乳

パンは、小麦粉からできているのは、みなさんご存じかと思いますが、今日は、国産の米の粉からできた米粉パンを用意しました。小麦粉が世界情勢を背景として、ここ1~2年の間で値段がかなり上がり、そんな中、国産の米粉パンが注目され、それにより、食料自給率の向上が期待されることから、給食でも取り扱ってみることにしました。通常のパンよりももっちりしていて、食べ応えがあります。ぜひ、よくかんで食べて、みんなで自給率を上げていきましょう!!

 

【2月6日(火)】

豚肉と青菜のあんかけそば キャベツの香りづけ フルーツのヨーグルト和え

キャベツとレタスは見た目が似ていて、見分けが付かないという人もいるかもしれませんが、レタスはキク科の植物で、見た目が全然似ていないブロッコリーやキャベツは、アブラナ科の野菜です。キャベツのご先祖は「ケール」という野菜で、ここから栽培を進めて行くにつれ、ブロッコリーやキャベツに枝分かれしていきました。ケールは苦みが強く、青汁などに使われていましたが、近年栄養価の高さが見直され、「スーパーフード」として注目され始めています。

 

【2月5日(月)】

ご飯 韓国風肉じゃが 揚げゴボウのサラダ 牛乳

韓国は、日本の隣の国ですが、食文化には違いがあります。なんと言っても思いつくのは、唐辛子やキムチですね。キムチは発酵食品の代表選手ですが、調味料なども、発酵の手法が多く使われています。今日の肉じゃがを韓国風にする決め手は、コチュジャンという辛味噌で、発酵食品は、美肌や健康づくり、腸内環境の改善に効果があるとされています。発酵食品をぜひ日常的に取り入れましょう。

 

【2月2日(金)】

ご飯 生揚げの中華煮 もやし和え 牛乳 

今日は、クイズを出します。次の中で、もやしはどれでしょう?
1:かいわれ大根     2:豆苗        3:アルファルファ
                                              答え すべて
「もやし」というのは元々種から芽がでることを表している言葉で、特定の野菜を指す言葉ではありませんでした。販売されている、かいわれ大根や豆苗などは、種から芽が出た状態なので「もやし」と言うことになります。
しかし、今では「もやし」というと白くて細い野菜ですね。この名前は植物の状態から付いた名前なんだそうですよ。

 

 

 

【2月1日(木)】

大豆ご飯 ちくわのいそべ揚げ ゆで野菜のおひたし つみれ汁 牛乳

今日から2月です。一足早いですが、今日は節分の献立です。節分は立春の前日、季節の変わる日のことをいいます。昔から季節の変わり目には鬼が出ると考えられていました。そのため、鬼を払い健康に過ごすための行事が節分です。豆をまくのは、「魔を滅する」という意味があるからです。ひいらぎに、いわしを刺した「ひいらぎいわし」を飾るのは、においのあるものや、とげのあるものは魔除けの効果があると考えられているからです。それゆえに、豆といわしを使った行事食です。春はすぐそこですね。

 


 

 

 

【1月31日(水)】

黒砂糖パン ビーンズコロッケ ゆで野菜ドレッシング和え ふわふわたまごスープ 牛乳

ビーンズコロッケとは、豆が入ったコロッケのことですが、豆でもいろいろな種類があります。今日は、豆の代表とも言われる、大豆を入れました。大豆はお米とともに古くから栽培されていた穀物の一つで、そのまま料理に使うだけでなく、さまざまな食品や調味料に加工され、今に至っています。動物の肉と同じように脂質やたんぱく質といった栄養素を多く含むことから「畑の肉」と呼ばれています。ぜひ、給食だからこそ、栄養満点のコロッケを食べてください。

 

【1月30日(火)】

ピラフのホワイトソース ミネストローネスープ りんご 牛乳

今日は、外国のメニューとして、ピラフとミネストローネを用意しました。どちらもヨーロッパで生まれた郷土料理ですが、それぞれどの国発祥かわかりますか?ピラフはフランス、ミネストローネはイタリアです。ピラフは、ご飯を炊く前の生米と一緒に、にんじんや玉ねぎなどを入れて、コンソメスープで炊き上げます。炊き上がったご飯や冷凍庫で保存した物を使う炒飯とは全く違う代物です。具だくさんのスープと一緒に欧州から届いた味を楽しんでもらえたらと思います。

 

【1月29日(月)】

深川飯 きみなごのから揚げ ごまかけゆで野菜 かきたま汁 牛乳

今日は江東区の郷土料理、深川飯です。今は埋め立てられ、陸地が大きく広がっていますが、昔、深川以南は、東京湾が広がっていました。豊かな海であったため、漁を生業にする漁師が多くいました。さらに、江戸に近かったため、船で運ばれてきた木材を置く「木場」があり、その木材を使って仕事をする大工も多かったようです。
深川飯はそんな漁師や大工が食べていたとされます。ぜひ、地元味を楽しんでください。

 

 

 

【1月26日(金)】

コッペパン いちごジャム 豆乳クリームシチュー ツナ入りゆで野菜 みかん 牛乳

戦時中は学校給食は中止されていましたが、戦後、栄養状態の改善のため、アメリカの団体の支援を受け、給食が再開しました。このとき小麦粉の補助を受けていたため、給食でご飯は出ず、毎日食パンが提供されていました。その時代のお楽しみの一つが本日のコッペパンと苺ジャムの組み合わせです。今日のような、おかずがのったトーストなどは、まだまだ先のこととなります。今がとてもありがたく感じます。

 

 

 

【1月25日(木)】

ソフトミート麺 くじらのたった揚げ もやしときゅうりのごま醤油

今日の給食は今から60年~70年ほど遡った献立です。当時は、鶏肉や豚肉、牛肉も値段が高く、頻繁にはでなかったので、おかずとしては、クジラ肉やちくわがよく使われていました。そして、戦後、アメリカから送られた小麦粉を使ったパンが、給食の主食として食べられていましたが、パン以外の主食として今日のソフト麺が出ていました。脱脂粉乳から、現在の牛乳になったのもこの頃からです。

 

【1月24日(水)】

古代米いもご飯 鮭の塩焼き かぶの浅漬け みそ汁 牛乳

今日から一週間は、全国学校給食週間です。この期間は給食の意義や歴史を理解する週間です。給食の始まりは約130年前の明治22年、山形県の小学校で貧困家庭の児童にむけて提供されたのが始まりです。学校で食事を提供することで、しっかりと栄養補給をして集中して勉強に取り組めるようにという目的で給食は始まりました。最初に出されたメニューはおにぎり、鮭の塩焼き、漬物でした。今日はそのメニューを類似して提供します。ぜひ、給食の移り変わりを実感してもらえたらと思います。

 

 

【1月23日(火)】

ご飯 いかのチリソース ごまドレサラダ 青菜と豆腐のスープ

今日はいかのチリソースです。いかの体は4層の筋肉の膜からできています。そのため加熱すると、それぞれ違う方向や、大きさに縮み、丸まってしまいます。それを防ぐために、切り込みをいれます。切り込みの入れ方も料理に合わせて変えます。さらに表面積が増え、味がしみこみやすくなります。いかの切り込みは、おいしく美しい料理を作るためには必須のものです。

 

【1月22日(月)】

マーボー丼 じゃがいもの中華風サラダ りんご 牛乳

マーボー豆腐は中国四川料理の一つで、四川料理は中国四大料理と言われています。四川料理は、酸味、辛味、苦み、甘味、香り、塩味、しびれの7つの味のうち、特にしびれるような辛さを味の特徴とされています。そのしびれ食材と言えば、山椒です。給食には、さすがに入っていませんが、レストランなどで食べる四川料理には、欠かさず入っている食材です。

 

【1月19日(金)】

さけ炒飯 ごま風味春雨サラダ 中華スープ 牛乳

今日は、魚ではおなじみの鮭を給食室でフレーク状にして、炒飯に入れました。
鮭は、川で生まれた後、海に出て成長し、卵を産む頃になると、自分が生まれた川に戻ってきます。日本の川で生まれた鮭が、広い海を泳いでアメリカの沿岸まで行って帰ってくるそうですよ。たくさんある川の中から、生まれた川に間違えずに戻ってくるなんて驚きですね。

 

 

 

【1月18日(木)】

ご飯 豚キムチ豆腐 華風甘酢 みかん 牛乳

韓国の伝統的な漬物キムチは、今から500年程前、日本から唐辛子が伝わって誕生したものです。辛い食品の代表ですが、腸を元気にしてくれる発酵食品の代表でもあります。発酵とは、微生物が関わって食品に起こる変化のことですが、日本食の発酵食品と言えば、納豆や味噌などがあげられます。日ごろから発酵食品を食べることを心がけると、健康につながりますよ。

 

 

【1月17日(水)】

卵チーズトースト 冬野菜のスープ煮 海藻入りサラダ 牛乳

白菜は日本で栽培されている作物の中でも最大級の野菜です。種はとても小さいのに、種をまいて2ヶ月くらいで、ひと玉キロまで育つ、ものすごい生命力を秘めています。一年中白菜は栽培されていますが、最も生産量が多くて、ひと玉の重さが重いのが冬の白菜。寒くなるほど、甘味が増しておいしくなります。ぜひ、この時期にたくさん食べて欲しい食材です。

 

【1月16日(火)】

高野豆腐ご飯 はたはたのたった揚げ 塩昆布サラダ 豚汁 牛乳

高野豆腐は、寒い地域の保存食として作られてきた食品で、豆腐を凍らせ乾燥させたものです。こうすることで豆腐から水分が抜け、長期保存が可能になります。高野豆腐のスポンジのような細かい穴は豆腐の水分が抜けた穴です。丁寧に戻し、おいしいお出汁でゆっくり煮込むと、この穴にしみこんでおいしくなります。今日は、そんな味を含んだ栄養満点のごはんです。ぜひたくさん食べてください。

 

【1月15日(月)】

ご飯 じゃこふりかけ 肉じゃが パリパリワンタンサラダ 牛乳 

ワンタンの皮と餃子の皮、どちらも小麦粉の皮で具を包んだ料理ですが、違いがいくつかあるのを知っていますか?餃子は通常、丸い形をしていますが、ワンタンは正方形の形をしています。また、餃子の皮はワンタンの皮よりも厚く、ワンタンの皮は具材をやわらかく蒸すために薄めで、こしがあります。今日はそんなワンタンの皮を揚げてサラダの上にのせました。ぜひ、パリパリ感を味わって食べてください。

 

 

【1月12日(金)】

ご飯 さばの生姜焼き 小松菜とひじきのナムル 具だくさんみそ汁 牛乳

独特の香りと辛さが特徴のしょうがは、給食では、さまざまな献立に取り入れられています。しょうがは、食べるだけでなく、薬としても使われている野菜で、日本では一年中出回っていますが、旬は今ではなく、夏です。しょうがは、食欲をあげる効果や殺菌作用としても抜群な野菜です。風邪をひいたりするこのシーズンには、いろいろな食べ物に入れたい食材です。

 

【1月11日(木)】

力うどん ごま入りじゃこサラダ 大学いも 牛乳

今日は鏡開きです。鏡開きとは、お正月の間に神様にお供えした鏡餅を手や木槌を使い、小さく割ってお雑煮やお汁粉にして食べることで、この一年の無病息災を祈るものです。鏡餅を刃物を使って「切る」ことを避けるのは、元々は武家社会で始まった行事で、「切る」は「切腹」などを連想させるので、運を「開く」と言った縁起の良さにかけています。今日は、鏡開きにちなんで、力うどんを用意しました。ぜひ、健康を祈りながら食べてください。

 

 

 

【1月10日(水)】

冬野菜のカレー 大豆入りゆで野菜 フルーツのヨーグルト和え 牛乳

2024年の給食が始まりました。今年も安全でおいしく、色とりどりの給食をお届けします。楽しみにしてくださいね。
冬野菜の代表選手と言われるブロッコリーは、風邪などの病気から体を守るすごいパワーを持っています。その秘密は、花が咲く前の栄養分がぎゅっと詰まった「つぼみ」を食べているからです。ブロッコリーの他にも、今が旬の野菜が今日のカレーにはゴロゴロ入っています。ぜひ、たくさん食べてください。

 

更新日:2024年03月22日 12:29:49